【NFTドメイン活用法】暗号通貨を受け取れるようウォレットアドレスを設定しよう
Web32024年2月8日
暗号通貨の世界は日々進化しています。暗号通貨の送受信には、通常、複雑な英数字が組み合された暗号アドレスを利用します。
複雑な暗号アドレスを毎回コピペするのは大変ですし、１文字でも間違えてしまうと送金ミスにつながります。
そこで簡潔で覚えやすいNFTドメインを利用することで、暗号通貨の受け取りがより簡単かつ安全になります。
本記事では、NFTドメインを活用して、暗号通貨を効率的に受け取る方法についてご紹介します。
NFTドメインはデジタルアイデンティティの強化にも役立ち、今後、個人やビジネスにとって重要な資産になる可能性があります。NFTドメインの取得は早い者勝ちです。
気になるNFTドメインは、早めに取得しましょう！
暗号通貨の受信アドレスとは
暗号通貨の受信アドレスは、暗号通貨を受け取るために使用される一意の数字と文字の列です。
ウォレットアドレスは通常「0x469B609Cb16Eb1126260f91cD2FC22V98ea499Ez」のような複雑な英数字で表され視認性がよくありません。
ウォレットアドレスは銀行の口座番号のようなもので、他の人がこのアドレスに通貨を送ることができます。しかし、ウォレットアドレスを間違うと送信した暗号通貨は失われ、取り戻すことが困難になります。
各アドレスは特定のデジタルウォレットに関連付けられています。
暗号通貨のウォレットアドレスにNFTドメインを使用するメリット
- NFTドメインを使用するのメリット
-
・NFTドメインを使うことで送り間違いを防止できる
・ウォレットアドレスとNFTドメインの関連性を確認することでウォレットアドレスの正当性が確認できる
NFTドメインを使うことで送り間違いを防止できる
| ウォレットアドレス | 0x469B609Cb16Eb1126260f91cD2FC22V98ea499Ez |
|---|---|
| NFTドメイン | sample.wallet |
表が見切れている場合、横スクロールできます
ウォレットアドレスは「0x469B609Cb16Eb1126260f91cD2FC22V98ea499Ez」というような長い文字列で構成されています。
それに比べて、NFTドメイン(ブロックチェーンドメイン)は、「sample.wallet」などのように26〜42文字の英数字アドレスを任意の文字列で登録が可能です。
「〇〇.wallet」のように分かりやすく表示されるNFTドメインは、ウォレットアドレスを取り扱うストレスを大幅に軽減することができます。
長い文字列のウォレットアドレスの代わりにNFTドメインを使うことで送り間違いを防止できます。
ウォレットアドレスとNFTドメインの関連性を確認することでウォレットアドレスの正当性が確認できる
通常、NFTドメインは、特定の暗号通貨ウォレットアドレスにリンクされています。
ウォレットアドレスが特定のNFTドメインに関連付けられていることを確認することで、そのアドレスの正当性が確認できます。またウォレットアドレスがNFTドメインにリンクされている場合、そのドメインの所有者がそのアドレスを管理していることも証明されます。
NFTドメインを設定する
NFTドメインを設定する方法をValue Domain Web3を例に紹介します。
-
STEP01Value Domain Web3 ログイン
-
STEP02マイドメインへ移動
画面右上のユーザー名から「マイドメイン」を選択しクリックしてください。
-
STEP03暗号通貨アドレスを設定したいNFTドメインを指定
「マイドメイン」から暗号通貨アドレスを設定したいドメインを選択し、「管理」をクリックします。
-
STEP04暗号通貨アドレスを追加
各通貨にご自身の管理するウォレットアドレスを入力し、「変更」をクリックします。
設定したい暗号通貨が表示されていない場合は「通貨の追加」から追加してください。 暗号通貨ごとに対応するウォレットアドレスは異なります。EthereumのアドレスをBitcoinのアドレスに設定してしまった場合、正常に暗号通貨を受け取ることができなくなります。
-
STEP05暗号通貨アドレスの設定完了
「暗号通貨アドレスの設定を行いました。」と表示されると暗号通貨アドレスの設定が完了です。 設定の完了には1~3分ほどかかる場合があります。反映中の表示が出ている場合は、しばらく時間をおいてから再度ページにアクセスしてください。
NFTドメイン名を使っての送受信に対応しているウォレット・アプリ
NFTドメイン名を使っての送受信に対応しているウォレットで代表的なものにはTrust Wallet（トラストウォレット）などがあります。
Trust Wallet（トラストウォレット）は、暗号通貨を保管・管理するための世界的に人気のあるモバイルウォレットアプリケーションです。
このアプリは、AndroidとiOSデバイスの両方に対応しており、ユーザーが個人の暗号通貨資産を安全に管理できるように設計されています。
以下に対応しているウォレットを一覧にまとめました。
| ウォレット名 | カテゴリ | ENS | Unstoppable Domains※ |
他 |
|---|---|---|---|---|
| Trust Wallet | アプリ ブラウザ拡張 |
.eth | .nft .x .wallet ... | .bnb |
| Coinbase Wallet | アプリ ブラウザ拡張 |
.eth | .nft .x .wallet ... | .cb.id |
| Phantom | アプリ ブラウザ拡張 |
.eth | .nft .x .wallet ... | .sol .abc .bonk |
| Metamask | アプリ ブラウザ拡張 |
.eth | - | - |
Unstoppable Domainsはブラウザ拡張での名前解決が未対応
表が見切れている場合、横スクロールできます
その他、NFTドメインをサポートしているウォレット・サービスは多数あります。
各サービスサイトなどで対応アプリを確認することが出来ます。Unstoppable DomainsのIntegrationsで対応アプリを確認してみましょう。
Unstoppable Domainsのmarketplaceで対応ウォレットを確認してみましょう。
まとめ：NFTドメインを活用して簡単に暗号通貨を受け取ろう！
NFTドメインを設定することで、長く複雑なウォレットアドレスを記憶する必要がなくなり、暗号通貨の受け取りが格段に簡単になります。
さらに、ブロックチェーンの透明性とセキュリティを活用することで、取引の信頼性も高まります。
NFTドメインは個人のデジタルアイデンティティを確立し、暗号通貨の取引を更にスムーズにするための重要なツールです。今回ご紹介した方法を活用するためにも、早めに自分のNFTドメインを取得して、暗号通貨の取引をより効率的に行いましょう。